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天国注射 - struggle (CD)
¥2,500
来月開催の当店主催イベントin the offingに出演していただく、大阪発サヴェージファンクパンクバンドの2025年作2ndフルアルバムを入荷。 絶え間ない精力的な活動の中、すべての始まりの場である難波ベアーズにて、エンジニアにライヴでPAを担当する千種氏を迎え、再度一発録りで制作。 一曲一曲が持つクオリティやエネルギー、メッセージ性は言わずもがな強力で、当たり前のように期待以上のキラーチューン揃い。 しかし今作では、インタールードやイントロ的なインストの小曲を挟んだり、ほとんどの楽曲をコンパクトに1〜3分の長さにまとめ上げたりと、前作までと比較して、より全体を意識してアルバムが構築されている点が特筆に値します。 特にラストに配置された2曲の歌モノは、その歌詞の内容と併せて明らかに新境地へと足を踏み入れたと感じられる内容で、その心境の変化はZINEにて語られているのでぜひ聴きながら読んでみてください。 臨場感を残しながら、一音一音の芯をしっかりと際立たせたエンジニアリングも相まり、転換期を迎えた4人の凛とした表情を映した堂々の最新作。
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Alternative TV - Direct Action(Special Edition) (CD)
¥2,500
1977年、Mark Perryらを中心にロンドンにて結成されたポストパンクレジェンドAlternative TVの、2025年リリースCDが入荷。 本作は、2023年にLPでリリースされたアルバムにボーナストラックを一曲追加しCD化した拡張版で、2015年の再結成以降、2枚目となるフルアルバムにあたります。 Genesis P-Orridgeも参加した1979年発表の2ndアルバムにしてNurse with Woundリスト掲載作『Vibing Up the Senile Man (Part One)』の変態的ポストパンク〜ノイズ路線を40年以上の時を経て引き継いだような熱い内容で、インスピレーション元としてWilliam Bennettへスペシャルサンクスを送っています。 ロウなビート+エレクトロニクスで挨拶代わりの①、爽やかに縺れたギターにやはり雑音を通底させた②、キンキンのパルスの影を呻き声とアブストラクトな電子音が蠢く③、現在のもう一人の正式メンバーDave Morganのドラムを中心に沸々と即興を繰り広げる④、タイトルからしてあの現代音楽家から影響を受けたであろう⑤、重厚で荒々しいインダストリアルノイズでジワジワと意識を侵す正統派⑥、分身するポエトリーと電子ノイズからズルズルと引き摺るようなダビーロックでフィニッシュするボーナス⑦と、どんどん過去のものとなっていくインダストリアル第一世代への追憶と、未だ衰えぬ表現への野心が入り混じったような貫禄の好作。
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B. Rupp - Pop Music (LP)
¥3,300
昨年の入荷も好評だったロンドンの気鋭レーベルAccidental Meetingsによる、B. Ruppのデビューフルアルバムを入手。 本編の方向性の提示が為されないダークなメランコリックトラック①に始まり、ほぼシンプルかつチープなリズムトラックのみで聴かせてしまう②、急き立てられたダークダンスパンク③、フランジャーがかったマシン8ビートと冷めたフレーズが絡む⑤、ぶっきらぼうなベースが自分勝手に風を切る⑧、ローパス系非力EBM⑨、打って変わって歯切れの良い⑩等、なんとも言えないウィアードトラックが目白押し。 所謂リズムマシンを使用した、ポストパンク〜EBM/インダストリアルの類ととれますが、実はこのシンプルなビートにここまで作家性を出せた諸氏はあまりいなかったのでは? 異端ながらもダンス系のレーベルからのリリースもなんとなく頷ける、ダウナーの果てでひとり体を揺らす孤高な内容。
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Zack Zack Zack - Album 2.5 (LP)
¥4,900
日本唯一のダークウェーヴディストロDüster Disk Emporiumからの委託品を取り扱います。 トルコのイズミル出身で、オーストリアやウィーンを拠点として活動するYigitとCemgilによるダークウェーヴデュオ。 今年初来日を果たし、ダークウェーヴシーンの台風の目のような存在になりつつある彼らの、2021年作の1stアルバム、2023年作の2ndアルバム、2024年作のリミックスアルバムの3作品を確保。 オーソドックスなダークウェーヴサウンドを基調としつつ、オリエンタルな要素や、叙情的なスローチューンも取り入れた、個性的な音楽性が武器。 最新のリミックス作には、現行ダークウェーヴ〜ポストパンクシーンの人気グループが多数参加し、その影響力を感じられます。
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Zack Zack Zack - Album 2 (LP)
¥4,900
日本唯一のダークウェーヴディストロDüster Disk Emporiumからの委託品を取り扱います。 トルコのイズミル出身で、オーストリアやウィーンを拠点として活動するYigitとCemgilによるダークウェーヴデュオ。 今年初来日を果たし、ダークウェーヴシーンの台風の目のような存在になりつつある彼らの、2021年作の1stアルバム、2023年作の2ndアルバム、2024年作のリミックスアルバムの3作品を確保。 オーソドックスなダークウェーヴサウンドを基調としつつ、オリエンタルな要素や、叙情的なスローチューンも取り入れた、個性的な音楽性が武器。 最新のリミックス作には、現行ダークウェーヴ〜ポストパンクシーンの人気グループが多数参加し、その影響力を感じられます。
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Zack Zack Zack - Album 1 (LP)
¥3,900
SOLD OUT
日本唯一のダークウェーヴディストロDüster Disk Emporiumからの委託品を取り扱います。 トルコのイズミル出身で、オーストリアやウィーンを拠点として活動するYigitとCemgilによるダークウェーヴデュオ。 今年初来日を果たし、ダークウェーヴシーンの台風の目のような存在になりつつある彼らの、2021年作の1stアルバム、2023年作の2ndアルバム、2024年作のリミックスアルバムの3作品を確保。 オーソドックスなダークウェーヴサウンドを基調としつつ、オリエンタルな要素や、叙情的なスローチューンも取り入れた、個性的な音楽性が武器。 最新のリミックス作には、現行ダークウェーヴ〜ポストパンクシーンの人気グループが多数参加し、その影響力を感じられます。
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The Human Aerial - Antenna (LP)
¥2,800
SOLD OUT
※輸入品のため角打ちがございます。ご了承下さい。 知られざる80'sポストパンクソロプロジェクトThe Human Aerialの厳選された未発表7曲を収録したコンピレーションをBokeh VersionsとRUSSが共同リリース。 どのレコード会社にもデモテープを送らず、真のインディペンデント活動を続けていた、80'sリアルタイムポストパンクダブバンドReducerのギタリストJD 'Hooly' Barnellによるソロ名義での楽曲に、再録音やリミックス等施し、約40年の時を経てレコード化。 手直しが入っているものの、ダブ、インダストリアル、ブレイクビーツ、アシッド、テクノ、ハードコア等、その後の音楽シーンを席巻していくあらゆるスタイルの雛形が詰まっている驚愕の内容。 ポストパンク経由のダブ音源のいくつかは現在において、名盤として最早神格化されつつありますが、この規格外に硬派でドゥーミーなサウンドとマインドは、それらをゆうに超えているのでは。 オブスキュアポストパンクファンは必聴です!
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『RHYTHMVOX - Final Second』『もね - ててう』(CD-R×2)
¥1,500
SOLD OUT
※2枚セットでの販売となります ※お一人様一セットまでとさせていただきます 大阪府は枚方市のティーンエイジパンクバンドDie Owanでお馴染み、XA Recordsより、新たに再発された2タイトルが入荷! Rhythmvox - Final Second オリジナリティ溢れる独特なテープとシンセサイザー捌きで、Throbbing Gristle、Cabaret Voltaire、Domeら、前衛音楽史に名を残す偉大なグループに全く引けを取らないダウナーなサウンドコラージュ世界を展開! 1番早い録音で1979年、つまりThrobbing Gristleの代表作『20 Jazz Funk Greats』のリリースと同じ年に日本の高校生がこんなサウンドを鳴らしていたという事実も衝撃な名盤です。 もね - もね/ててう こちらはDie Owanをミニマルにしたようなローファイインストパンクサウンド。 ベースやトイピアノ、パーカッション等を主体に、ほぼフレーズをユニゾンしているだけですが、このチープで簡素なトイサウンドには、様々な音楽を何周かした結果の虚無感が漂っているようで、聴き流せない独特な中毒性があります。 オリジナルのカセットのジャケット裏に描かれていたであろう、シュール且つスカムな身内ショート漫画が全てを表しているようで、そちらも必見です。
