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Paul Jean Robert - Génération Paul Jean Robert (cassette)
¥2,000
スペインはヴァレンシアでグラフィックアーティストとしても活動するPaul Jean Robertの2024年作がLost Dogs Entertainmentよりカセットリリース。 自作曲での2本のミックスをAB面にそれぞれ30分ずつ収録。インディペンデントなエレクトロサウンドを基調とした作風ですが、各曲は、チープテクノ、ニューエイジ、サウスヒップホップ、デジタルブレイクス、プレEBM、アシッドなどなど多種多様で、それらがショートカット気味に次々と移り行く様は、まるであの日プレイした謎のRPGのサウンドトラックのように、刺激的かつ愛おしく響きます。 しかし、ヴェイパーウェーブのようなムード先行かつ形骸的なトラックというわけではなく、コンパクトな尺の中にユニークなアイディアとシーケンスが器用に詰め込まれているので、その独立性からかなり満足感の得られる一本となっています!ぜひ!
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NPLGNN - Novena / Dubwise Paranza (7 inch)
¥3,900
Lavalava Records、Youth、Hundebiss、Reel Torqueなどからのリリースで、捻くれ系ダンスミュージックヘッズを何度も唸らせてきたイタリアのプロデューサー、NPLGNNが近年力を入れているLathe Cutの自主制作ダブプレートシリーズ3作品を一挙入荷。 2018年リリースの“Sonico”辺りから見せるようになった、マシンテクノのようなローファイでメカニカルな音像が特徴の、フロアロック確約系の破壊的ダンスホール/ステッパーズを2曲ずつ収録。 個人的にお気に入りなのが、昨年リリースされた2作目に収録の“Babalon Medina”。歪みまくったベースラインの上で、暴走族のコールも想起させる野蛮でキャッチーなシンセフレーズと、おもちゃの銃のようなブリープサウンドが暴れまくるブチ切れダンスホールチューンは誰もが爆上がり間違いなし。 3枚とも超推薦盤ですが、枚数少ないのでお見逃しなく。
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NPLGNN - Sirens Steppa / Na Teng (7 inch)
¥3,700
Lavalava Records、Youth、Hundebiss、Reel Torqueなどからのリリースで、捻くれ系ダンスミュージックヘッズを何度も唸らせてきたイタリアのプロデューサー、NPLGNNが近年力を入れているLathe Cutの自主制作ダブプレートシリーズ3作品を一挙入荷。 2018年リリースの“Sonico”辺りから見せるようになった、マシンテクノのようなローファイでメカニカルな音像が特徴の、フロアロック確約系の破壊的ダンスホール/ステッパーズを2曲ずつ収録。 個人的にお気に入りなのが、昨年リリースされた2作目に収録の“Babalon Medina”。歪みまくったベースラインの上で、暴走族のコールも想起させる野蛮でキャッチーなシンセフレーズと、おもちゃの銃のようなブリープサウンドが暴れまくるブチ切れダンスホールチューンは誰もが爆上がり間違いなし。 3枚とも超推薦盤ですが、枚数少ないのでお見逃しなく。
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KAZU, Messy T, OT - Shinjuku Tracks Showcase (cassette)
¥1,650
西新宿の老舗レゲエレコードショップNAT発のミックステープが入荷。夏の終わりに本作を携えて、あなたの喪失感の夕凪に色をつけてみては。といってもまだまだ暑さが続く今シーズンの締めくくりにどうぞ。 (以下商品インフォメーション) A面が店主KAZU、B面が長年スタッフとして店を支えているMESSY-TのMIXを収録。それぞれ90年代のラバーズロック、00年代前後の(ジャマイカ基準で、という意味で)海外製ダンスホールといった全く違うテイスト。90年代のレコードジャケットをサンプリングしたカバーデザインは元スタッフでありShinjuku Tracks製品のデザインを毎度担当しているOT。歴代スタッフと店主による作品は今後シリーズ化していく予定もアリ。レコードで一発録りの良い意味でラフな味わいのMIXをお楽しみください!
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G.R.D.V. - Live at NYC 2025 Feb 18 (DVD)
¥3,000
JPEGMAFIAを輩出したDeathbomb Arcからのリリース経験もある、名古屋を拠点に活動するVictory HardcoreユニットBBBBBBBのダークサイド、澤によるハーシュノイズプロジェクトであるG.R.D.V.のニューヨークでのライブ公演をほぼノーカットで収録した映像作品が登場。 数年前のライブでは、途中で舐○麻の曲を流したり、バーカンに休憩しに行ったりと様々な暴挙に出ていましたが、年月を経てもその奔放さは健在。とんでもなくふざけつつも、怒られが発生しないギリギリのラインを攻め続ける様が逆にリアルであなたの涙腺を刺激するかも? 装丁にもこだわっており、自身制作のコラージュアートをあしらった裏ジャケや、ニューヨーク公演での写真やフライヤー、プライベートなスナップも収められたブックレット、チャック付きの小袋に入った謎の毛も付属。映像以外の見どころも満載です。 ※ジャケットにバリエーションがあるため、写真とは若干異なる場合がございます。ご了承下さい。 (以下商品インフォメーション) 2025年2月18日にニューヨークのseventh heaven にて行われたライブをノーカットにて収録。 オーディエンスから殴られなかったのが不思議なほどの本氣のふざけ生き様ライブ!かなり酷い! 限定200枚。ボーナストラック、ライブフォトジン付き。 本当のクソを見ろ 見ればわかる。見なければわからない。(24分+) G.R.D.V. 名古屋在住、2018年始動 ソロジャンクノイズ出力者 オーディエンスを馬鹿にしているかの様な軟体パフォーマンスが特徴。 BBBBBBBメンバー。
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SPRA - Song of the N.E.A.R 2025 (CD)
¥2,420
レペゼン茨城県つくば市天久保一丁目のRapper, Beat Maker, DIYer "SPRA(エスプラ)の4枚目のオリジナル・アルバムが今年も夏にリリース。今作は4枚目にて1stアルバム"Song of the N.E.A.R"の続編となる"Song of the N.E.A.R 2025"。一作目のリリースから6年間の活動で、より濃くなったオリジナリティとラップセンスで"近所(NEAR)"のあれからと今を表現した14曲。 参加アーティストには神戸はHHbushよりanddy toystore, SULLENが楽曲"ロンド"で参加。それ以外は相変わらずビート、ラップ、レコーディング、エディットに至るまで全てがセルフ・プロデュースした14曲。 (商品インフォメーションより)
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Deale - S.T. (CD+Zine)
¥2,750
2023年リリースのデモカセットと各所でのライヴでカルト的な狂乱を生み出してきたハードコアパンクバンドDealeがついにその全貌を現す1stフルアルバムをWDsoundsよりリリース! デモ音源でも印象的だった、NYHCの重心の低いグルーヴ感やダークメタリック〜ジャパニーズハードコアの邪悪な陰湿さなどをベースとしつつ、更にブラックメタルやパンクロックまでも自身らの闇の中へと飲み込み、やはり完全な調和もできあわせの継ぎ接ぎにも傾かない、特異性のある独自のサウンドを提示。 またマスタリングが施されて良い意味で聴きやすくなった音像は、ハードコアパンクの衝動を犠牲にするのではなく、むしろ要所要所に盛り込まれた各曲の旨みをもれなく引き出し、曲間を詰め繋がりを意識した組曲的構成のこのハードコアオペラを成立させることに一役も二役も買っているように感じます。 この決定打をもって、Dealeが発す禍々しいEvilはまもなくあなたの魂に巣食い、更なる呪事の拡大を推し進めるのでした。めでたし。 (以下商品インフォメーションより) 初回盤のみZINE付き ex-MONAD、ex-MOONSCAPE、ZAP THE ALL TOWN、ex-SOILED HATE、MORTAL INCARNATIONのメンバーが在籍するKANTO HARD CORE PUNK BAND、DEALEの1stアルバム。近年ではHIP HOPの作品のリリースが多いがHARD CORE PUNKのレーベルであるWDsoundsからのリリース。 初回盤は歌詞と20000字にも及ぶメンバー全員のインタビューを収録したZINEとCDのデアレ・ダ・ファースト全集特装版となります。 80'sJAPANESE HARD CORE / METAL CORE、METAL CRUST、NYHC、METALLIC HARD COREからの影響をそれぞれが独自に解釈し、未だ呪いと混沌の中、STRUGGLEと昇華を続けている。 ”HARD CORE PUNKというのはそれだけではない。” ゲストヴォーカルとしてDJ集団SKI7よりbloodR4yとKN ( FIXED / TIALA / BUSHBASH ) 。LIL MERCY ( PAYBACK BOYS ) が参加。 レコーディングはVoid ))) Lab、MIX、MASTERINGはRYUHI INARI。アートワークは MINAMI LARVAが手がけている。 1. 晩餐 ( Intro ) 2. Deale 3. Vanitas 4. Jade Vine 5. 冷たい混沌 feat. SKI7 6. Martyrs 7. Paradox 8. Non Serviam 9. Struggle feat. LIL MERCY 10. Expression 11. ( Theme of ) The Eat Disciples ---------------------------------------- DEALEのライブはいつも緊張する。 Deviated Instinctな曲調から突然BEATDOWNに切り替わる時に、IC5L4VEがマイクスタンドを床に叩きつける気高くも獰猛な姿。それを見る度に自分は畏れと敬愛の気持ちを抱いてしまう。 モッシュピットは、死に至るまで生を称える場所だ。 by terror eye ( Kaltbruching Acideath )
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Doux Bayadères - Font la Nique au Froid (cassette)
¥2,000
フランスはレンヌを拠点に、DJ Conséquences、Trigger Kids名義や、Kenzo y Ernestoのメンバー等としても活動するJules LePullと、Keblowなる人物のデュオDoux Bayadèresが、ハードウェアエレクトロへの偏愛を露骨に示すレーベルMotherlodeより昨年リリースしたデビュー作を入手。 無愛想でジャケットの写真のようなガビガビダブ①、ブレイクビーツ的とも取れるスネアが効いたキャッチーな②、意識を撹乱されるアブストラクト③、限られたチャンネル数が逆にそのサグさを助長するチープアシッド④、Kenzo y ErnestoのKenzoをフィーチャーしたボイス入り長尺曲⑤、原型がないほどに捻じ曲げられた各パートが派手に喧騒を演出しフィナーレを飾るエレクトロ⑥と、徹頭徹尾無骨で、マシンの野蛮性が剥き出しになった激渋サウンドが最高! 5 Gate Templeなどのストイックさや初期デジタルダンスホールのプリミティブさにも通じるところがあり、オススメです!
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Lost Soundbytes / Your Planet Is Next - Entertainers Vol.2 (7 inch)
¥2,000
フランスのストレンジダンスレーベルLost Dogs Entertainmentのスプリットシリーズを本邦初入荷。 シリーズ第二弾は、Big Science RecordsやLand of Dance Recordsに作品を残すLost Soundbytesと、 KamlamとのユニットComputer Stationとして今年来日したYour Planet Is Nextのカップリング。 ノイジーでこもらせたサウンドメイクを808で施しつつ、インダストリアルとアブストラクトが交錯する飽きさせない展開をジワジワと効かせた前者に対して、後者は、メランコリックなシンセフレーズとイーブンなキックを軸に、エレクトロ的に各種パーツを配置し、ドライヴァンなベースブレイクを用意するなど、コンパクトながらも王道なテクノの進行で勝負。 甲乙つけ難いアディクティブなロウテクノ2曲は、L.I.E.S.やWaniaファン要チェック!
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OD Bongo - fy.mi.ʒɛn (cassette)
¥2,000
フランスのアンダーグラウンドテクノプロデューサーSomaticaeとC_Cによるプロジェクトの2022年作。 主に多種多様なドラムマシンを使用し、Somaticaeのビートとそのテクノ的質感を、C_Cの電子ノイズの実験性でエフェクトしたサウンドが特徴。 本作には、2人でのインプロヴィゼーションが収められており、他作でのトライバルでソリッドなビートは大きく後退し、最低限のシーケンスと、あくまでも両者の間合いで発生した瞬間的な音の交差を重視したような内容です。 ただ、随所で感じられる身体的な自我はテクノ〜ベースミュージック由来のそれであり、来日時のCS + KremeやJohn T. Gastのパフォーマンスとの共通点も感じられる興味深い作品となっています。
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James Massiah meets Lord Tusk - Open Up (7 inch)
¥2,300
ファンクネス極まる電子ダブをMicやApron、MIDAなど各所のレーベルからリリースし続ける英アンダーグラウンドのOG、Lord Tuskと、DJ Escrow名義でDean Bluntと共にBabyfatherでも活躍する詩人、ラッパーのJames Massiahというロンドンの盟友同士である異才2名による、現行のレフトフィールドダブ、ベースミュージックを追っている人なら、予告時点で誰もが大興奮だった夢のコラボ作を、気鋭レーベルAccidental Meetingsから超遅で今更入荷! Lord Tuskが手がける無骨でメタリックなビートにコズミックなシンセが乗った、浮遊感のあるフレッシュなステッパーズと、James Massiahならではのタイト&クールで朴訥さすら感じる鬼ドープなラップがガッチリ噛み合った内容は、キラー過ぎて言わずもがなという感じで、リリースから早半年以上経った今聴いても新鮮に心踊ります。 自分の遅筆が祟り、ズルズルと出せないままでいたら、なんとコラボ第二弾も出てしまいました。新リリースで本作をゲットしてないことを思い出した方、欲しいけど何となく今までスルーしてた方、何卒よろしくお願いします...!
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Lou Venturini - Fuck Composure (¥3300, LP)
¥3,300
昨年来日し、K/A/T/O MASSACRE 500回記念回の大阪場所にゲストとして出演していたAngel Rocketの片割れ、Angel Huntとのコラボ作や、前作の三曲入り10インチがウィアードなダブ、ベースミュージックの理想系という感じでかなり素晴らしかったロンドンのミュージシャンLou VenturiniがAccidental Meetingsへカムバックし、この度フルアルバムをリリース。 制作に6年をかけ、共同プロデューサーとしてMica Leviを起用した本作は、自身の持ち味である、生楽器的な音像を含有するオーガニックなエレクトロニクスを拡張させつつ、ストリングスを大胆に取り入れるなど、今までよりもインディーロックやポストパンクに傾倒したアプローチが際立っている印象。といいつつ、ガレージロックミーツドラムンベースなM6などもちゃっかりぶっ込み、捻くれたダンスミュージックフリークも飽きさせない流石な内容に仕上がってます。 今年話題を攫っているYHWH NailgunやKassie Krutといった、今までにないサウンドデザインを追求する孤高の現行バンド達に惹かれた方へぜひお勧めしたい一枚です。
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G Version III - Summer Night Blues EP (12 inch)
¥2,600
日本、京都拠点に活動するG VERSION IIIによる、サウンドシステムカルチャーに対する深い敬愛から生まれた実験的ステッパー・デジタルダブがRiddim Chango Recordsの9番として登場!昨年Digital Stingレーベルからリリースされたカセットテープ・アルバムが話題を呼んだ関西が誇る才能、G VERSION III。80's、90's UKダブの影響とコズミックなシンセサウンドが絡み合う重厚かつスローな4つ打ちステッパーなトラック1、明らかにフロアバンガーな強烈ステッパーズのB1,B2とサウンドシステムにアジャストするヘヴィーウェイトな作品。 デジタルマスタリングはe-mura (Bim One Production)、ラッカー・カッティングエンジニアには近年メキメキと頭角を表ているSaidera MasteringのRei Taguchiが担当。サウンドシステムの鳴りは安定保証!
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Dj.Mc - I.m So Cold (cassette)
¥2,200
シカゴのJuke/Footwork〜Ghetto Techプロデューサーdj.mcの2025年作EPが入荷。 1990年代終わりから活動を開始。2010年にPlanet Muのコンピレーションへ参加したことを皮切りに、自主レーベルNotorious Recordsからコンスタントに音源をリリース。2023年には名門Hyperdubからの単独作をドロップしている人物。 ジャンル特有の声ネタの乱用を軸に、トラック数を抑えたレイヤーの余白で緩急とタイム感を自在に操った、ゲットー度少なめのスタイリッシュでミュータントなJuke/Footwork作。 その自由度の高さと楽しさがコンパクトに凝縮されていて、カテゴライズを越えた普遍的なカッコ良さがあります!ぜひ!
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B. Rupp - Pop Music (LP)
¥3,300
昨年の入荷も好評だったロンドンの気鋭レーベルAccidental Meetingsによる、B. Ruppのデビューフルアルバムを入手。 本編の方向性の提示が為されないダークなメランコリックトラック①に始まり、ほぼシンプルかつチープなリズムトラックのみで聴かせてしまう②、急き立てられたダークダンスパンク③、フランジャーがかったマシン8ビートと冷めたフレーズが絡む⑤、ぶっきらぼうなベースが自分勝手に風を切る⑧、ローパス系非力EBM⑨、打って変わって歯切れの良い⑩等、なんとも言えないウィアードトラックが目白押し。 所謂リズムマシンを使用した、ポストパンク〜EBM/インダストリアルの類ととれますが、実はこのシンプルなビートにここまで作家性を出せた諸氏はあまりいなかったのでは? 異端ながらもダンス系のレーベルからのリリースもなんとなく頷ける、ダウナーの果てでひとり体を揺らす孤高な内容。
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Kageneko / Boiled Tongue - split (cassette)
¥1,500
KagenekoとBoiled Tongueという2組のワンマングラインドコアバンドのカセットテープをカナダのBent Window Recordsより入荷しました。 Kagenekoはドラムの打ち込み感モロ出しで、サイバー感強めなグラインドコアを展開するのに対し、Boiled Tongueはドラムマシンを使用しているがより生音っぽく、また高速リフも特徴的でパワーバイオレンスなどにも近い印象。編成はほぼ同じにも関わらず、音楽性が真逆の両者が嵐のように駆け抜ける怒涛の約10分。スプリット作の面白さ醍醐味を存分に感じられる一作。
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Erlöst - Like Dust (cassette)
¥1,500
Prayer Ropeという名義でハーシュノイズウォールも製作している、ニューヨーク拠点、Lexi C.M.K Turnerによるダンジョンシンセプロジェクト、Erlöstのカセットを入荷しました。 Burzumなどの所謂ブラックメタルを経由したダークアンビエントの影響を強く感じる作風で、ファジーでくぐもったシンセが特徴的。ローファイな質感がもたらす独特の暖かみは、10年代エレクトロニックミュージックシーン重要人物であるHuerco S.主宰のレーベル、West Mineral Ltd.からの作品群が持つドリーミーで有機的なサウンドとの共通性も見出せるような、そうでないような
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Mindbleeder / Niku Daruma - split (cassette)
¥1,500
カナダのエクスペリメンタル〜ノイズレーベルBent Window Recordsより、同国のロウブラックメタルアーティストMindbleederと、アメリカのノイズアーティストNiku Darumaの2024年作スプリットを入手。 問答無用のカオティックなロウブラックフルバーストチューン①、後のドゥームメタル等に大きな影響を与えた60'sオカルティックヘヴィサイケバンドCovenの楽曲を、原曲のウィッチなフレーズをしっかりと活かしつつ、当たり前にはみ出しまくってるバッキバキなカバー②で、持ち前の爆発力を遺憾無く発揮したMindbleederサイドは文句なしに最高。 対するNiku Darumaサイドは、前者と打って変わって、ジワジワとリスナーを蝕むイルな展開。いやらしくも陰湿さはなく、USらしい荒っぽくダイナミックでカタルシスパートもあるクールナンバー。ロウブラックと凄く相性いいと思います。 ブラックファンもノイズファンもCovenファンも楽しめるBent Windowならではのキラーなカップリングです!ぜひ!
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Slumlord - Heaven Is Here (cassette)
¥1,500
ポルトガルの異端エクスペリメンタルブラックレーベルRasgaから、ノイズ/ブラッケンドスラッジトリオの1stデモが入荷。 ダーティなノイズと悪徳地主への切実な訴えのようなSEを垂れ流しながら進行する全く着地の見えない長尺スラッジセッション。 Man Is The Bastardも控えめに感じてしまう、徹底的な品のなさは決して誰でも出せるものではなく、その謎の説得力で逆に?世界の貧困問題とかを考えさせられちゃうので、意識の高いインテリにこそおすすめ。 トリオの1人が音楽史上初レコーディングの演奏の最中に脱退しただとか、タイトルには現在のインドの人口を表記しているので、ずっと曲名が変わり続けているだとか、相変わらず本作もどこまで本気か分からないポーチュギーズジョーク満載でお届けしてくれてます。
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Sovlscrapers - Sandpaper [Papel de Lixa] (cassette)
¥1,500
ポルトガルの異端エクスペリメンタルブラックレーベルRasgaの最新リリースから、ポストハードコア/ノイズロック系ニュープロジェクトのデビュー作が入荷。 スウェーデンのカルトジャンクロックバンドBrainbombsとシカゴのニヒリスティックノイズロックバンドRectal Hygienicsに賛辞が送られた本作は、レーベルメイトのFinjeと同タイプのブラックポストハードコアサウンド。 他作品にも共通する独特な陰鬱さは充満しつつも、質の高いソングライティングで、Touch and GoやAmphetamine Reptile、Gravity、Kill Rock Stars等からリリースされていても何ら不思議ではない内容。 つい先日までUnwoundが来日していたのでかなりタイムリーではないでしょうか。美学的には相性悪そうですが、サウンド的にはこんなにもハマる、ありそうでなかった夢の融合はオルタナ好き必聴です! A面を英語、B面をポルトガルでレコーディング。
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Dubkasm & Footsie - Soundman Ting (12 inch)
¥3,000
※ジャケットに若干のダメージがあります(画像2枚目参照) ブリストルを拠点とする、DJ StrydaとDigistepのダブプロデューサーデュオDubkasmが、Newham Generalsとしても活躍するグライムMC、Footsieをフィーチャーした2024年作EPをフランスのDubquake Recordsより入手。 レゲエディージェイの伝統を継承した切れ味抜群のFootsieの硬質フロウと、Dubkasmの妖しく黒光りする激渋なニュールーツダブトラックががっぷり四つなキラーA①を元に、Iration Steppasのリミックス含むステッパーズダブトラックを3バージョン収録。 ぜひまた来日してほしいです。
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Mofo - Preta. (CD)
¥2,500
エレクトロニクスとドラムのデュオ編成で活動する京都のオルナタティブハードコアデュオMofoの2025年作EP(CDオンリー)が入荷。 全感覚祭などへ出演し、そのライヴパフォーマンスで一目置かれている彼ら。 今まで通りクラブミュージックやハードコアパンクを軸に様々な音楽性を高次元でハイテンションにミックスさせるスタイルは全くブレず、そこに2020年代の過多なファスト感と、ニュージェネレーション的デジタルトライバル感を滲ませた充実作。 約25分のEP尺の中で、全くだれずにリスナーを高揚させる確かな実力と計算高さは唯一無二な上に、時代にフィットしながら一気に駆け抜けるその爆発力とセンスも衰え知らず。 ぜひCDで全曲一気に体験してほしい内容です。 KK manga、Glans、Ayato等好きな方は要チェック。
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V.A. - evilspa (CD)
¥2,750
トラックリスト: 1. Anabolic Steroid feat. 夢咲みちる / rirugiliyangugili 2. デイビッドをリンチ../ 小腸分裂 3. NONOJI -PAN KIRI CHAINSAW- / DC 4. DDT / Middle Index 5. Un bebe al que se le permite nacer pero no se le deja nacer / ANALSKULLFUCK 6. 詐欺や盗みだったら俺はしない / SLXMZA 7. gore / 042ghxst 8. Love Sunshine / BBBBBBB 9. A Transient, Naturally Occurring Fad/もしもし系 / KK manga 10. ear 死へ / moreru 11. CLEAN / Iida Reo 12. 家族とSEX / SMAP 13. バイタル / Kazuaki OG 14. SHIBUYA ACID SAUNA / Wolf Creek 毎回その規模を拡大、8回目の開催となる2024年11月には渋谷CLUB ASIAで開催、いま巷で噂の次世代ハイパーエクストリームノイズコアバンド、moreru と、その盟友のバイオレンススカムバンド、小腸分裂が主催する不定期イベント「evilspa」の2024 年11 月に行われる第8 回目を開催するにあたり、今まで出演してきた次世代アンダーグラウンドアーティストをコンパイルしたアルバム『evilspa』が発売される。 いわばロックの歴史を振り返れば、歴史の転換点では必ず金字塔的なコンピレーションが存在していた。古くはロックの躍動期を捉まえた映画「WOODSTOCK」のサウンドトラックに始まり、ニューヨークから出現した先鋭的なパンクムーブメント“NO WAVE” をドキュメントした「NO NEW YORK」や、日本のハードコアパンクを語る上で外すことの出来ない名オムニバス「ハードコア不法集会」、90 年代のオルタナシーンに加えてラップメタルの台頭を予言したサントラ「Judgement Night」のような名盤たちだ。 時代は巡り、ここ日本でも多種多様なエクストリームミュージックが生まれ、メタルや、ノイズ、ハードコア、ガバなどの交配は進化し、更にアニソンや、アイドルなども巻き添えにして、独自の音楽性を創造し続けているのが、moreru を取り巻く周辺のシーンと言っても過言ではない。 この「evilspa」に参加しているほぼほぼ無名の強烈な個性の数々が、次なるシーンのリーダーとなるべく、マグマのように同時多発的に噴出していく。 新たなる刺激を求め欲求不満のオーディエンスに応えうる、次にくる大きなムーブメントは何なのか?そのショーケースとして、過去の名作コンピレーションにも引けを取らない、最重要な作品として、このコンピレーション「evilspa」は存在していく事となるだろう。 (商品インフォメーションより)
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moreru - 闇の軽音楽で包丁を弾く (CD)
¥2,000
東京を拠点とするハードコアパンクバンド、moreruが2024年12月にリリースした、CDでのみ収録の⑥を含む6曲入りEPが入荷。 精力的だった2024年の彼らの活動をまとめつつ、2025年の行き先を示すかのように、年末ムードで浮かれ切った世間に容赦せずドロップした今作。 彼らの根本的なサウンドやギミックはそのままに、ハードコアパンク色の強くなった印象を受けます。 ノイジーなリフとmoreruならではのサイコなストップアンドゴーで、これでしかエレクトできないキッズが更に産み出されそうな予感がします。 そしてMVも公開された④は、そのハードコアパンクの祖先であるロックンロールに立ち帰ったキャッチーな名曲。この煌びやかな程に毒々しく、愛くるしい程に生意気で粋なキラーチューンは、早くも2025年を席巻するアンセムの一枠を埋めたと言ってもいいのでは。 クラブミュージックの質感に接近するバンドが増えているように感じられる中、その誕生から70年以上経っても尚、不器用な私達を救い続けてくれるロックンロールミュージックへと逆行してくれたことが個人的にすごく嬉しいです。 今年は彼らの呪いはどこへ向かい、何を破壊してくれるのか注目です。 前作同様名門musicmineからのリリース。