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moreru - 山田花子 (CD)
¥2,500
東京を拠点に活動するハードコアパンクバンド、moreruが2022年にリリースした2ndアルバムを、最新作に併せて少量ですが、再入荷しました。 激情HC、ポストブラックメタル、ハイパーポップ、ノイズコア等のカテゴリーが粉砕され、聴く者皆呆然とさせられた本作。 とにかく圧倒される程凄まじいノイズや音圧がエクストリームですが、それぞれしっかりとフックとなる部分があり、楽曲としての魅力を全収録曲が持っている点が、最新作にまで通じるこのバンドの凄さだと思います。 さらにこのアルバムからリスナーが受けるmoreruのコンセプトや世界観が固まり、アウトプットの手法の幅も格段に広げ、表現者としての存在感が一気に増したのではと感じます。 これも一つの彼らの究極の形だと思いますが、ぜひ最新作そして1stと聴き比べてみてほしいです。 インターネット的行き過ぎスカムローファイな世界観を90年代ジャパニーズホラーに接続した泣ける呪詛音塊。名盤。
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Humming Dogs - Les Borigenes (LP)
¥3,300
Café OTOでのライヴ歴もある、フランスのファニーエクスペリメンタルジャンクロックグループHumming Dogsの2019年作1stアルバムが入荷! 1978年設立、障がい者のアクターを中心に活動し、セリフよりもジェスチャーでのパフォーマンスを繰り広げる老舗演劇団体"L’Oiseau-Mouche"に所属する8人で結成。 のっけからそれぞれの笑い声の循環で構築された奇天烈なミニマルジャンキーファンクロックが炸裂し、更にぶっ壊れたグルーヴ感を引きずりながら次曲へ...。 実験的ではあっても小難しい敷居の高さはなく、皆んなで遊んでたら自然とこうちゃったという偶然性を重要視したような雰囲気で、その無邪気さと感性の豊かさは聴いていて楽しいです! レーベルインフォにはThe Shaggsが出てきていますが、他にもDelta 5、Der Plan、Andreau Dorau、Daniel Johnston、初期Sonic Youth、Frank Zappa、Captain Beefheart etc...少しでも引っかかる方は琴線に触れるところがあるのではないでしょうか! リリース時には、先述したロンドンの名門ライヴハウス Café OTOや、Merzbowらも出演したフランスの音楽フェスSonic Protest等でライヴをしたようで、そろそろ2ndを期待したいグループです! ※輸入品のため、入荷時点で角打ちや若干の盤反りがある場合がありますのでご了承下さい。
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Donna Candy - Blooming (LP)
¥3,300
Still House Plantsや倉地久美夫などをリリースするロンドンのレーベルbisonより、Donna Candyなるトリオの1stアルバムを入荷しました。スラッジメタルや重めのポストハードコアバンドからの影響を感じさせる無骨なベースラインと、豪快なドラムで構成されるトラックに、ファズとピッチシフターがかかり、グジャグジャになったスクリームが乗っかるジャンクなサウンドが特徴的。 絶対ニューヨークのバンドだろと思いきや出身はマルセイユとのこと。 個人的にはThe FlenserやSacred Bonesなどのサウンドに親和性を感じますが、やっていることが全然シンプルな分、即効性が高く、潔い感じがして、聴いてて気持ちいいなと思います。 ※輸入品のため、入荷時点で角打ちや若干の盤反りがある場合がありますのでご了承下さい。
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John Tremendous' Soft Adult Explosion - S.T. (cassette)
¥1,500
早稲田大学の音楽サークル、MMTを中心に活動し、ネット上にも膨大な量の曲を発表し続ける鬼才John Tremendousこと涌嶋康介氏を中心に結成されたスリーピースサイケデリックロックバンド、John Tremendous’ Soft Adult Explosionの1stフルが入荷。 脱力したグルーヴと時折顔を出す鮮烈なギターソロの対比が素晴らしいM2「3円」、素朴でありながらスウィートなメロディが癖になるM5「ハイキング」、タイトでありながら弛緩している、絶妙なバランスのジャミーな長尺曲のM8「錦糸町」などを収録した全9曲にカセットオンリーのボーナス・トラック付き。 メンバーのサイケデリア、前衛音楽への鋭い眼差しとバンドが持つ多面的な魅力を余すところなく収録した素晴らしい一作。
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V.A. - Irre Tapes (cassette)
¥1,800
Matthias Langが80年代に運営した伝説的ジャーマンニューウェーヴ/ポストパンクレーベルIRRE Tapesの2021年編集コンピが入荷!数年前に国内レーベルからアルバムの再発もされたSiegmar Frickeをはじめ、当時の独アンダーグラウンドの地下の地下をコンパイル!サウンドは各人各様でかなり濃密な全22曲!
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ASAM - Ⅰ (CD)
¥1,100
SOLD OUT
2015年にSex Virgin KillerのLive会場限定でリリースされたmasaのソロ名義、"ASAM"のアルバム『Ⅰ』2015年作。 長年ベールに包まれていた作品が遂に流通。 レコーディング、ミックス、サウンド・プロデュース、デザインをAtsuo(Boris)が担当。 マスタリングは中村宗一郎(Peace Music)によるもの。 全5曲入りアルバム 収録時間37分54秒 (商品インフォメーションより)
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天国注射 - 天国注射の一枚目 (CD)
¥2,000
SOLD OUT
大阪発、若手サヴェージダンスパンクバンドによる2023年作デビューアルバムが入荷! 山本精一がオーナーを務める大阪の老舗ライブハウス難波Bearsを拠点に活動し、今年は自身の企画の他、Gezan主宰の野外フェス全感覚祭にも出演した注目の4人組。 不安、焦燥、憤怒、虚無...等、現代に生きる若者の感情を剥き出しで吐きつけ、死なば諸共踊り続けるためのハードコアダンストラック全6曲! とにかくかなりダンサブルで、関西アンダーグラウンドシーンらしい本能的な身体性が先行したアンサンブルを軸に、2000年代初頭のポストパンクリバイバル/ディスコパンクバンド群に匹敵するほどのポップセンスが光りまくっています! ボーカルの歌唱力も高く、ノリや勢いだけの安易な横ノリに甘んじていないクオリティーの高い内容は、本人達は意図していないかもしれないですが、ハードコアなパンクファンに限らず、かなり間口を広くアピールできると思います。 しかし、聴衆に媚びずむしろ篩をかけるような野生味溢れる攻撃性は、Minutemen〜Firehoseのパンキッシュな横ノリと、Big Blackの切れ味、長谷川裕倫の危なさをアドレナリンで爆発させたキレ具合で、その本領をぜひライヴで体感したいです! また、時には感傷的に現実を悲観したり、小粋に虚無を見たりする曲もあり、今後の音楽性の進化がとても楽しみです。 ロックは悩みを忘れさせるのではなく、悩んだまま踊らせるのだ...Dance or Die!!!
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Sex Virgin Killer - DEVIL (CD)
¥2,970
SOLD OUT
Devilー新しい悪魔の契り 美しきジャパニーズメタルパンクの新たな象徴、Sex Virgin Killerの2nd Full Album 『DEVIL』遂に完成! ジャパニーズハードコア、メタルパンク、ゴシック、デスロック、ダークウェイヴ、ヴィジュアル系、ノイズに加え、SVKのDNAでもあるLilii Mar aka masaの「泣きの旋律」が散りばめられたシングル・リード曲5曲を含む全11曲入り! 2018年に一度は活動を停止したものの、2021年に首謀者"Lilii Mar aka masa"を中心にカムバックを果たしたSVK。 ヴィジュアルショック メタルとして2018年までに確立されたアイコニックな姿を自ら破壊し、あらゆるシーンのサウンドや才能を飲み込むことで、新しく変貌を遂げたその集大成がここにある。それはまさに、新しい「悪魔」との契りを交わし、より美しく、より凶暴な身体を手に入れた魔物だ。SVK再始動後のメインボーカル、Aishaが魔物の狂声を自由自在に司る。 新生SVKはバンドとしての在り方としても、サウンド、アート、ヴィジュアルにおいて異才アーティストの面々を巻き込んだ一つのプロジェクトとして息づく。 今作はセルフレコーディングにて制作され、ミックスではLilii Mar自身の他、SVK過去作でサウンドプロデュース等も務めたAtsuo(Boris)、名エンジニアとして知られる原浩一、オルタナティヴな質感で定評のある君島結(TSUBAME STUDIO)が参加。マスタリングは中村宗一郎(Peace Music)が担当し、既発曲についてもリマスタリングされ新たな音像で収録されている。 カバーアートは、前作アルバムVAZINISMも手がけた世界的コラージュ・アーティスト河村康輔による作品。彼の手により、SVKはこれまでの赤く亢奮した獣のようなイメージから一点し、銀色の聖獣へと生まれ変わった。Keigo Kurematsuによるデザイン/レイアウトが、蔦のように珠玉の歌詞を連ねる。 (商品インフォメーションより)