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Tzii - Divagation Sociale (cassette)
¥2,000
ZamZam SoundsやFougèreにリリースを残し、レーベルNight on EarthやV-ATAKを主宰する他、映画音楽や舞台芸術などの方面でもマルチに活動するプロデューサーTziiの2024年リリースのカセット作品が入荷。 自作曲、サンプリング、フィールドレコーディングを駆使したサウンドアートで紡がれるオーディオショートムービー2本を収録。 A面は、無意識との境界線の付近をひたすらに微睡み、漂う、少々ドラッギーなサウンドドリフティング。それは時々ラウンジ&モンドに、ダビー&スクリュードに半覚醒な頭の中で浮かんでは消え、日々の小さな哀楽を少しドラマチックに肯定してくれます。 B面は、アナーキスト兼作家Peter Lamborn Wilsonの肉声や2000年代初頭に自身で録音したという警察による弾圧時の音声を使用し、ストリート/スクワットカルチャーをテーマに描いたコラージュミックス。 ブロックパーティー以降、社会との衝突を繰り返し、今なお自分たちの新たな居場所を模索し続ける者たちのハードコアな悪戦苦闘の道のりを強硬的に振り返ったハードボイルドドキュメンタリー。
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Paul Jean Robert - Génération Paul Jean Robert (cassette)
¥2,000
スペインはヴァレンシアでグラフィックアーティストとしても活動するPaul Jean Robertの2024年作がLost Dogs Entertainmentよりカセットリリース。 自作曲での2本のミックスをAB面にそれぞれ30分ずつ収録。インディペンデントなエレクトロサウンドを基調とした作風ですが、各曲は、チープテクノ、ニューエイジ、サウスヒップホップ、デジタルブレイクス、プレEBM、アシッドなどなど多種多様で、それらがショートカット気味に次々と移り行く様は、まるであの日プレイした謎のRPGのサウンドトラックのように、刺激的かつ愛おしく響きます。 しかし、ヴェイパーウェーブのようなムード先行かつ形骸的なトラックというわけではなく、コンパクトな尺の中にユニークなアイディアとシーケンスが器用に詰め込まれているので、その独立性からかなり満足感の得られる一本となっています!ぜひ!
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KAZU, Messy T, OT - Shinjuku Tracks Showcase (cassette)
¥1,650
西新宿の老舗レゲエレコードショップNAT発のミックステープが入荷。夏の終わりに本作を携えて、あなたの喪失感の夕凪に色をつけてみては。といってもまだまだ暑さが続く今シーズンの締めくくりにどうぞ。 (以下商品インフォメーション) A面が店主KAZU、B面が長年スタッフとして店を支えているMESSY-TのMIXを収録。それぞれ90年代のラバーズロック、00年代前後の(ジャマイカ基準で、という意味で)海外製ダンスホールといった全く違うテイスト。90年代のレコードジャケットをサンプリングしたカバーデザインは元スタッフでありShinjuku Tracks製品のデザインを毎度担当しているOT。歴代スタッフと店主による作品は今後シリーズ化していく予定もアリ。レコードで一発録りの良い意味でラフな味わいのMIXをお楽しみください!
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Doux Bayadères - Font la Nique au Froid (cassette)
¥2,000
フランスはレンヌを拠点に、DJ Conséquences、Trigger Kids名義や、Kenzo y Ernestoのメンバー等としても活動するJules LePullと、Keblowなる人物のデュオDoux Bayadèresが、ハードウェアエレクトロへの偏愛を露骨に示すレーベルMotherlodeより昨年リリースしたデビュー作を入手。 無愛想でジャケットの写真のようなガビガビダブ①、ブレイクビーツ的とも取れるスネアが効いたキャッチーな②、意識を撹乱されるアブストラクト③、限られたチャンネル数が逆にそのサグさを助長するチープアシッド④、Kenzo y ErnestoのKenzoをフィーチャーしたボイス入り長尺曲⑤、原型がないほどに捻じ曲げられた各パートが派手に喧騒を演出しフィナーレを飾るエレクトロ⑥と、徹頭徹尾無骨で、マシンの野蛮性が剥き出しになった激渋サウンドが最高! 5 Gate Templeなどのストイックさや初期デジタルダンスホールのプリミティブさにも通じるところがあり、オススメです!
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OD Bongo - fy.mi.ʒɛn (cassette)
¥2,000
フランスのアンダーグラウンドテクノプロデューサーSomaticaeとC_Cによるプロジェクトの2022年作。 主に多種多様なドラムマシンを使用し、Somaticaeのビートとそのテクノ的質感を、C_Cの電子ノイズの実験性でエフェクトしたサウンドが特徴。 本作には、2人でのインプロヴィゼーションが収められており、他作でのトライバルでソリッドなビートは大きく後退し、最低限のシーケンスと、あくまでも両者の間合いで発生した瞬間的な音の交差を重視したような内容です。 ただ、随所で感じられる身体的な自我はテクノ〜ベースミュージック由来のそれであり、来日時のCS + KremeやJohn T. Gastのパフォーマンスとの共通点も感じられる興味深い作品となっています。
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Dj.Mc - I.m So Cold (cassette)
¥2,200
シカゴのJuke/Footwork〜Ghetto Techプロデューサーdj.mcの2025年作EPが入荷。 1990年代終わりから活動を開始。2010年にPlanet Muのコンピレーションへ参加したことを皮切りに、自主レーベルNotorious Recordsからコンスタントに音源をリリース。2023年には名門Hyperdubからの単独作をドロップしている人物。 ジャンル特有の声ネタの乱用を軸に、トラック数を抑えたレイヤーの余白で緩急とタイム感を自在に操った、ゲットー度少なめのスタイリッシュでミュータントなJuke/Footwork作。 その自由度の高さと楽しさがコンパクトに凝縮されていて、カテゴライズを越えた普遍的なカッコ良さがあります!ぜひ!
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Kageneko / Boiled Tongue - split (cassette)
¥1,500
KagenekoとBoiled Tongueという2組のワンマングラインドコアバンドのカセットテープをカナダのBent Window Recordsより入荷しました。 Kagenekoはドラムの打ち込み感モロ出しで、サイバー感強めなグラインドコアを展開するのに対し、Boiled Tongueはドラムマシンを使用しているがより生音っぽく、また高速リフも特徴的でパワーバイオレンスなどにも近い印象。編成はほぼ同じにも関わらず、音楽性が真逆の両者が嵐のように駆け抜ける怒涛の約10分。スプリット作の面白さ醍醐味を存分に感じられる一作。
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Erlöst - Like Dust (cassette)
¥1,500
Prayer Ropeという名義でハーシュノイズウォールも製作している、ニューヨーク拠点、Lexi C.M.K Turnerによるダンジョンシンセプロジェクト、Erlöstのカセットを入荷しました。 Burzumなどの所謂ブラックメタルを経由したダークアンビエントの影響を強く感じる作風で、ファジーでくぐもったシンセが特徴的。ローファイな質感がもたらす独特の暖かみは、10年代エレクトロニックミュージックシーン重要人物であるHuerco S.主宰のレーベル、West Mineral Ltd.からの作品群が持つドリーミーで有機的なサウンドとの共通性も見出せるような、そうでないような
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Mindbleeder / Niku Daruma - split (cassette)
¥1,500
カナダのエクスペリメンタル〜ノイズレーベルBent Window Recordsより、同国のロウブラックメタルアーティストMindbleederと、アメリカのノイズアーティストNiku Darumaの2024年作スプリットを入手。 問答無用のカオティックなロウブラックフルバーストチューン①、後のドゥームメタル等に大きな影響を与えた60'sオカルティックヘヴィサイケバンドCovenの楽曲を、原曲のウィッチなフレーズをしっかりと活かしつつ、当たり前にはみ出しまくってるバッキバキなカバー②で、持ち前の爆発力を遺憾無く発揮したMindbleederサイドは文句なしに最高。 対するNiku Darumaサイドは、前者と打って変わって、ジワジワとリスナーを蝕むイルな展開。いやらしくも陰湿さはなく、USらしい荒っぽくダイナミックでカタルシスパートもあるクールナンバー。ロウブラックと凄く相性いいと思います。 ブラックファンもノイズファンもCovenファンも楽しめるBent Windowならではのキラーなカップリングです!ぜひ!
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Slumlord - Heaven Is Here (cassette)
¥1,500
ポルトガルの異端エクスペリメンタルブラックレーベルRasgaから、ノイズ/ブラッケンドスラッジトリオの1stデモが入荷。 ダーティなノイズと悪徳地主への切実な訴えのようなSEを垂れ流しながら進行する全く着地の見えない長尺スラッジセッション。 Man Is The Bastardも控えめに感じてしまう、徹底的な品のなさは決して誰でも出せるものではなく、その謎の説得力で逆に?世界の貧困問題とかを考えさせられちゃうので、意識の高いインテリにこそおすすめ。 トリオの1人が音楽史上初レコーディングの演奏の最中に脱退しただとか、タイトルには現在のインドの人口を表記しているので、ずっと曲名が変わり続けているだとか、相変わらず本作もどこまで本気か分からないポーチュギーズジョーク満載でお届けしてくれてます。
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Sovlscrapers - Sandpaper [Papel de Lixa] (cassette)
¥1,500
ポルトガルの異端エクスペリメンタルブラックレーベルRasgaの最新リリースから、ポストハードコア/ノイズロック系ニュープロジェクトのデビュー作が入荷。 スウェーデンのカルトジャンクロックバンドBrainbombsとシカゴのニヒリスティックノイズロックバンドRectal Hygienicsに賛辞が送られた本作は、レーベルメイトのFinjeと同タイプのブラックポストハードコアサウンド。 他作品にも共通する独特な陰鬱さは充満しつつも、質の高いソングライティングで、Touch and GoやAmphetamine Reptile、Gravity、Kill Rock Stars等からリリースされていても何ら不思議ではない内容。 つい先日までUnwoundが来日していたのでかなりタイムリーではないでしょうか。美学的には相性悪そうですが、サウンド的にはこんなにもハマる、ありそうでなかった夢の融合はオルタナ好き必聴です! A面を英語、B面をポルトガルでレコーディング。
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5000 - 赤線 (cassette)
¥1,000
今年頭に開催されたmoreru、小腸分裂主催のイベント、evil spaにて復活を果たした東京のハードコアパンクバンド、5000が2015年に発表した1st EPをストック。 所謂激情ハードコア系にカテゴライズされることが多い彼らですが、ジャンル特有のエモーショナルさ残しつつもジャンク度高めなサウンド、演奏のドライブ感は唯一無二。 Skramz史に輝く名曲、iwrotehaikusaboutcannibalisminyouryearbook - “5”のカバー(M4)も強烈。 GEZAN主催レーベル、十三月の甲虫(現十三月)より。
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Rataplan - Titã Calamita (cassette)
¥1,800
ポルトガルの異質ブラックメタル/エクスペリメンタルレーベルRasgaから、Rataplanなるユニットの2023年作EPを入手! インダストリアル、ブラックノイズ、リチュアルアンビエント、ハードテクノ等、決してメインストリームにはのらずとも、地下の闇の中で確かに異種交配を繰り返す、ロウブラックと諸ジャンルの魔合体サウンドを繋ぎ合わせ、キメラなサウンドスケープを構築した、なんとも贅沢な大作を収録! DJ Warzone、Techno Vikingら現在暗躍する同志はもちろんのこと、同じイベリア半島のインダストリアル巨匠Esplendor Geométricoら古典的な異端アーティストへのリスペクトと素養を感じさせる部分が本作、延いてはRasga作品の魅力の一つとなっているのではと思います。 まずは本作を嗜んで、昨今の刺激的でインディペンデントなエクスペリメンタルブラックシーンを覗いてみて下さい!
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Xev & Tara - Camisole Chimique (cassette)
¥1,500
フランスはブレストのエクスペリメンタルノイズプロジェクトの2023年作が入荷! 得体は知れぬが確実にネガティブなエネルギーを生々しくコンクレートした全6曲! BPMを落としてHunting Lodgeを聴いているかのような、極端な鈍さが煮え切らずに後を引く感じがなんとも(良い意味で)不快! 悶々として寝付けぬ熱帯夜にどうぞ。
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John Tremendous - Welcome to Ultra Space World : Shitty Suburban Sounds from Chiba 2011 - 2023 (cassette)
¥1,000
SOLD OUT
Khakiも、ディグインザディガーも、Water Walkも、彼がいなければなかった(かも)! 知る人ぞ知る現代サイケデリアの巨人・John Tremendousの再録ベスト音源集! (商品インフォメーションより) 早稲田大学の音楽サークル、MMTを中心に活動し、ネット上にも膨大な量の曲を発表し続ける鬼才John Tremendousこと涌嶋康介氏の音源の中から、風変わりな音楽記事ばかりを投稿する合同note兼レーベル、Water Walkがセレクトし、リリース第一弾としてカセット化。 Water Walkがその精神とする「愉快な前衛」を具現化した、ストレンジかつポップなインディペンデント作。 私たちに一番寄り添う音楽は、等身大のラブソングでも、明日への勇気をくれる応援ソングでもなく、どうやら日常直結型DIYスカム宅録ソングのようです。 私の、あなたの、何気ない生活やユーモアが前衛に。生きて歌えばみんなアーティストなんだ。 ジョントレさん教えてくれてありがとう。 しっかりとした解説は以下のWater Walkさんの記事をご参照下さい。 【Release】 Welcome to Ultra Space World: Shitty Suburban Sounds from Chiba 2011-2023 / John Tremendous https://note.com/water_walk/n/nfed6778b6320?sub_rt=share_b
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MC Primitivo & DJ Divinal - Destino Hipérborea
¥1,500
SOLD OUT
ポルトガルの異端エクスペリメンタルブラックレーベルRasgaの最新リリースから、謎のサグ2人組によるデビュー作が入荷しました。 コミカルなギャングのイラスト、雷に屈するコルコバードのキリスト像、廃墟に佇むサグ、極西の虚無感...。 目指し帽の男がやたら腕立てをする謎のMVも公開されたリードトラック②、メランコリックな歌メロで世を憂う③、どぎついフレーズとサグいMCのコントラストが危ない作中の白眉④、ついにEDMまでもブラッケンドさせてしまった⑤⑥等収録の問題作は、デプレッシヴバイレファンキとでも呼べそうな完全なる未体験ゾーン。 レーベル曰く、"生粋の貧民窟出による呪術ファンク"だそうで、どこまでもハッタリの効いたある意味究極のコンセプトアルバム...?
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V.A. - Click & Collect (cassette)
¥1,750
SOLD OUT
※ケースに運送中にできたヒビが入っているため、値下げしました。 Dill Dodos Recifeより、レーベル初となるコンピ作のカセットを入荷しました。 レーベルから単独作を出しているPPC、First Epoque、Vina Kondaの他、日本人プロデューサーのKeita Sano、Toreiなど錚々たるメンバーが参加。 素晴らしい曲ばかり集まっていますが、個人的な白眉はBFDMやBerceuse Heroiqueといった名レーベルからリリースを重ねる仏エクスペリメンタルシーンの重要人物Jonqueraによる、ジューク/フットワークみも感じるBPM速めのブロークンベースチューンM5。 内容のみならず、直接ケースにプリントが施された凝ったアートワークもかなりナイス。お勧めです。
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Dites Safran - Tuning Boa (cassette)
¥1,850
SOLD OUT
※ケースに運送中にできたヒビが入っているため、値下げしました。 リヨンの変形ベースレーベルDill Dodos Recifeより、電子音楽ユニットGuru Driftでも活動するアーティストDites Safranの、版元完売済み2023年作を国内で唯一入荷しました! 少し和のテイストも感じる旋律にスローなグライムビートが絡む"Gav"、高音も混ざったような音色のキックが特徴的なほぼベースレスミュータントダブステップ"Cosi"等、非常に奇妙な全8曲を収録。 自身で「鳥の交配からインスピレーションを受けた」と公言しており、その独特なサウンドテクスチャーも、人工的に秩序統制された理想的過ぎる自然美といった、どこか不自然で不穏なものを感じます。 直接アートワークがプリントされた特殊ケース、ダウンロードコード付き。
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Yokel x D.Ham x Franco Franco - Parable of the Empty Cup (cassette)
¥1,500
SOLD OUT
3人のブリストル地下シーンの気鋭、Yokel, D.Ham, Franco Francoの共作カセットを入荷しました。 Bokeh Versionsといえばオブスキュアなダブレーベルというイメージですが、復活一作目となった今作はインダストリアルヒップホップ。 Accidental MeetingsからアルバムをリリースしていたDali De Saint PaulやBad Trackingの片割れのKelan、ブリストルの巨大地下コレクティブAvon Terror Corpsの主要メンバーであり、Franco Francoと共作をリリースしているKinlaw、そして説明不要のイルビエントレジェンドSensationalとフィーチャリングも豪華。 EUツアー用に作られた特装仕様です。
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RW - DDYSSSPHAGIAA (cassette)
¥1,320
SOLD OUT
RW(リワインド) 東京都三宅島出身。 2008年、手に入れたAKAI MPC2500でビート制作を開始。 ヒップホップを主としたビートを制作する一方、様々な音楽に影響を受けるが、とりわけレゲエ/ダブミュージック、サウンドシステムのカルチャーにゆっくりとそして深く傾倒していく。 現在ではサンプリングを中心としたヒップホップの手法でビートを組み、レゲエ/ダブのマナーで音を出すハイブリッドなスタイルが特徴。
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Felinto - Utopia Milhão (cassette)
¥1,500
SOLD OUT
※ケースに運送中に入ったと思われるキズがあります。(画像2枚目と3枚目参照) ご了承下さい。 ブラジルはサンパウロの鬼才プロデューサー兼活動家による最新2024年作は、Bokeh VisionsとGlossy Mistakesの共同リリース。 高らかに鳴るファンファーレが印象的なアンビエントジャングルから幕を開け、パーカッシブに走るアトモスフェリックダンスホール②、暁光が降り注いだかのようなトランシーアンビエント③、メディテーティブな笛の音が光の向こうへと誘うダブ④、宗教的なパーツと攻撃的なエフェクト処理がアンバランスに釣り合う個人的ベストな天上界デジタルダブ⑤、中盤のノイジーに挟まれるアーメンブレイクもクールなルーツダブ⑥、構築されて行くシンセウォールが終盤サイケデリックに雪崩落ちる⑦まで、一種の神秘体験をもたらす怪作。 現在臨床心理学を学んでいるという彼の心象風景が表れたかのような第四世界的ダブステッパーズは必聴です。
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Golpe Mortal - Moral Divide (cassette)
¥1,500
SOLD OUT
東京を拠点に〈Discipline〉、〈NAN+NA〉、〈ROIRO〉等、複数のパーティー/レーベルの一員として活躍するテクノ・プロデューサー/DJのGolpe Mortalによる、待望の1st EPが〈DISCIPLINE PRODUCTION〉よりリリース決定!!! Golpe Mortalは2019年の活動開始以降、ライブアクト/DJとしてPhase Fatal、Kris Baha、JASSSなどをはじめとする数多くの来日アクトと共演するだけでなく、〈UN LABEL CORP〉など複数のレーベルコンピへの参加、ファッションブランド「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」のランウェイへの楽曲提供など、活動のレンジを拡大。芯のぶれないアティチュードで東京のダンスフロアに火を灯し続けてきた。 そのスタイルはEBMやINDUSTRIAL、METALやHARDCORE PUNKなど多種多様なバックボーンを持ちつつ、厳格に研ぎ澄まされたHARD MINIMALなTECHNO。凍てつくほどに冷徹なテクスチャーの奥に、燃え盛る炎の様なパッションが轟くサウンドは他の追随を許さないだろう。 日を追うごとに進化を加速させ続けている彼の、現時点での到達点がここに。そしてこの地点もまた通過点に過ぎないのである。 text by SHV
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John Tremendous' Soft Adult Explosion - S.T. (cassette)
¥1,500
SOLD OUT
早稲田大学の音楽サークル、MMTを中心に活動し、ネット上にも膨大な量の曲を発表し続ける鬼才John Tremendousこと涌嶋康介氏を中心に結成されたスリーピースサイケデリックロックバンド、John Tremendous’ Soft Adult Explosionの1stフルが入荷。 脱力したグルーヴと時折顔を出す鮮烈なギターソロの対比が素晴らしいM2「3円」、素朴でありながらスウィートなメロディが癖になるM5「ハイキング」、タイトでありながら弛緩している、絶妙なバランスのジャミーな長尺曲のM8「錦糸町」などを収録した全9曲にカセットオンリーのボーナス・トラック付き。 メンバーのサイケデリア、前衛音楽への鋭い眼差しとバンドが持つ多面的な魅力を余すところなく収録した素晴らしい一作。
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Roncos - Viola para Fins de Ascensão (cassette)
¥1,800
SOLD OUT
ポルトガルの異質ブラックメタル/エクスペリメンタルレーベルRasgaから、レーベルオーナーのAntónioとGuilhermeによるブラックフォークデュオRoncosの新作を本邦初入荷! ずっと調子のおかしいアコースティックギターと意味を失った叫びが織りなす、破綻寸前の素朴な調べ...。 John Faheyの影響が大きそうですが、ここはヨーロッパの果てポルトガルということで、地中海の乾きとラテンの哀愁が、痛みを伴う程に露わにされ、現地で暮らす彼らにしか絶対に出すことのできない悲壮感と閉塞感が過剰に詰まっています。 各ジャンルのクロスオーバーは当たり前で、基本情報量の多い楽曲が主流の昨今にここまで純粋で明け透けで破れかぶれな音楽ってそうそうないんじゃないですかね...つい遠く離れた辺境の地に思いを馳せてしまいます。 ブラックメタル側からだとForest Grave、エキゾチカ側からだとAnatomy of the Headsなどとの親和性があると感じますし、本人曰くボーカルスタイルはGrimのEP『The Message』からの影響もあるそうです。 とにかくこれ程まで純朴な悲痛は結構ショッキングなので、ブラックメタルを聴かない人こそぜひ聴いてほしいです!大推奨! ダウンロードコード付き。